第１５３回　私の希望とアドバイス

寺田（ねっとわーく京都２１　２０２１年２月号より）

　母の土地に家を建てて住んでいましたが、母が亡くなり土地とその上の母が居た離れの部分を相続する事になりました。

　離れは古い和室二部屋と広い物置がついており、物置には和箪笥やお雛様、火鉢などとにかく古い物が溢れていました。そのままにしておくと建物も朽ちていくばかりだと思い、リフォームする事にしました。友人の材木屋さんに相談して、一番信頼できると紹介してもらったのが、人見建設さんです。

　人見社長と上原さんに離れを見てもらい、私の希望を聞いて下さった上で、たくさんのアドバイスをくださいました。無垢材の床や床の間を残した事、古い和箪笥は残して使う事など、気がつかない事ばかりでした。古い和箪笥やお雛様などは快よく倉庫に預かってくださいました。

　リフォームが出来上がった部屋に古い和箪笥は良くあって、見違えるような素敵な空間になっています。工期は長くかかりましたが、人見社長や大工さん、業者の方が丁寧で気配りのある仕事をしてくださいました。とても感謝しています。

　早くコロナが終息して離れに友達が集まり、息子家族や姉が京都に帰ってきて、ゆっくり滞在してくれる事を心待ちにしています。