社長のこだわり

7.312025
Never Give Up

今回、京都府建築士会から依頼を受けて初めて一級建築士の学科試験監理員として当日、朝8時に立命館大学衣笠キャンパスに行きました。建築士会メンバーが沢山おられた中、私は受験生220名の緊張感、張り詰めた教室において9時45分から学科Ⅰ・Ⅱ試験が開始されました。建築士試験の特徴は、ペーパーテストタイプの「学科試験」と、学科試験で総合格基準点を上回った受験者が受けられる「設計製図試験」の2つに分かれて一級建築士の場合、合格率は学科試験で例年20%台前半とかなりの難易度!
合計5つの科目があり、覚えるべき量がかなり多く受験生の年齢層も現役の建築大学生から私と同年代の50代まで幅広く京都では今回17,000円の受験料を払って803名の学科申し込みがありました。試験が始まって30分が経過すると途中入場は認められず欠席者の確認をして欠席者カードを作成します。私が担当の教室では50名近い欠席者がおられ他の教室でも同様であり、試験が進むにつれてその数が増えて学科Ⅳが始まる15時の時点では先の科目で合格点に満たないと諦めて途中退場されたのか最後まで残ったのは160名でした。全体の7割ほどと低くビックリしましたが想像するに体調不良で来られなかったのか、2月上旬に願書を申請し資格試験対策講座で猛勉強したものの模擬テストなどで合格基準に満たしてなかったと諦めてしまったのか、当日前半の試験での自己採点結果を踏まえて途中退席されたのか、時間の無駄と考えての結果だったのか・・・わかりませんが・・・
最後まで諦めず一貫して取り組んで欲しかったと感じました。
確かに時間は大切であるが現時点で自分はどこまで資格試験を理解しているのか?会場に足を運んで緊張感ある会場で長い1日を試してみるのも受験生として経験する事も良いのでは?と思った試験監督員の体験でした。
弊社では働き方改革の一環として資格取得支援を一律50%補助から入社5年未満の社員さんは75%補助(不合格でも最大2回まで)があります。今年度も若手スタッフが資格取得にチャレンジ!諦めることなく試験日に力を発揮してくれることを切に願っております!!