第１２９回　決定！わが家のホームドクター

M.N（ねっとわーく京都２１　２０１８年１２月号より）

「わが家もいつかは、リフォームを。」と、思う毎日でした。　そんなある日に、わが家の浴室辺りが漏水に！　わが家の近くの人見建設さんに迷わず駆け込みました。　手際よく応急処置をして頂き、早急に改善されました。　『古くても良いもの使えるものは残す。』という良心的で物に対する優しい人見建設さんの対応にその時に接しました。　地域に笑顔で奉仕される『包丁研ぎ屋さん』は、主婦の強い味方です。　人見建設さんは、まさしくこの『包丁研ぎ屋さん』です、念願のリフォームをお願いすることにしました。

リフォーム工事にあたり、住人は配置や内装しか気が付きませんが、人見建設さんは見えない箇所の強度や耐震性もしっかりと指摘して頂きました。　実際に約40年前の改修時の筋交いの接合がはずれているのが今回発見されたのも改善して頂き、安心しています。

また、わが家の京町家的な建具・照明器具等には、メーカーの既製品ではなく当方で調達した古道具を快く備え付けていただきました。　床材や壁の色等も工事の進捗によって、決定していたのですが、「まだ大丈夫です、資材の発注もまだ間に合いますよ。」と変更した際の現場監督笑顔の対応も瞼に焼き付いています。

お蔭様で京町家であるわが家は、機能的な台所・浴室・トイレとスタイリッシュな室内空間と、大工さんの竹細工による外装、手配して頂いた竹屋さんによる塀・造園屋さんによる庭の整備等の外部の和空間のリフォームが完成しました。
リフォーム後は、朝に目が覚めるのが楽しみになっています。

わが家の『包丁研ぎ屋さん』、そして『かかりつけのホームドクター』として、今後も宜しくお願い致します。