工務部

和気あいあいの工務部便り Vol.27 【京都で楽しく暮らしながら・・・】

新しいことを始めるというのは楽しいことだと思います。

 

うちの子が自転車に乗れるようになり、今は楽しくて仕方ないのでしょう。休みの日になれば、雨の日も風の日もインフルエンザで高熱の日も”自転車乗りたい”と言ってきます。僕の故郷の石川県とは違い、広い空き地はなく、人も車も多い京都市内では、行ってこーいと小さな背中を見送ることはできません。まだまだ不安ですが、数ヶ月前のようにノーブレーキで人の家の壁に突っ込んでみたり、寄り添って歩く恋人同士の隙間に進路を見つけようとはしなくなってきたので、天気のいい日なんかは一緒にのんびりとサイクリングを楽しんだりしています。

 

冬本番はこれたらだというある寒い休日。例に漏れず口グセのように”自転車”と呟く子どもに根負けし、昼から妻と3人でサイクリングを楽しみました。陽が傾いてきたので帰宅し、スマホを見ると珍しく社長からLINEが入ってました。

 

“かなり揺れましたが実家は大丈夫ですか?”

 

・・・・・どゆこと???? 

 

はてなマークをふんだんに頭に浮かべながらも、やんわりと嫌な予感がしてテレビをつけると、大きな地震が発生したというニュースがやっています。震源地は能登。

 

その日は今年の1月1日、能登半島地震が発生した日でした。

 

京都も結構揺れたようですが、外にいたからか気が付きませんでした。先述の通り、僕の故郷は石川県で、父も母もそこで暮らしています。

 

よりによって正月にどうしてこんなことが、、考えても仕方のない疑問を頭に浮かべながら母親に電話。ちょうど父が入院中で能登からは少し離れた金沢の病院にいたこともあり、2人ともの無事は確認できました。父母の住む自宅は震度4程度の揺れがありましたが、壁のタイルが1枚剥がれ落ちたくらいの被害で済みました。

 

それは良かったのですが、父の実家は輪島にあります。数年前に祖父母が亡くなるまで住んでいて、僕も小さい頃から何百回も訪れたすごく思い出深い家・場所です。今は空き家で処分するかどうかを考えていたところだったので、僕たちにとっては不幸中の幸いだったのかもしれません。

 

3月の終わり、道路の状況などを鑑みてようやく母親がその輪島の家を見に行けたそうです。両隣が全壊しているなか、運良くなんとか原型は留めていたようですが、建具は外れてガラスは割れ、食器棚は倒れて壁は落ち、人が入った形跡(使用済みマスクが捨てられているなど)もあるしで、何からどう手をつければいいか分からない状態らしいです。

↑の写真は送られてきた父の実家の現状です・・・

 

地震からもうすぐ4ヶ月が経とうとしています。動きが遅いことは重々承知しているのですが、このゴールデンウィークに輪島の家へ行ってこようと思います。今回は1日しか時間がないので、周辺の方々の復興の邪魔にならないように片付けと、思い出の詰まった輪島の街を見て、次に何ができるのかを考えたいと思います。

 

ここ数年で生活を一変することになった新型コロナのニュースもほとんど見なくなりましたし、いよいよ、2024年の目標を”楽しむこと”と決めた矢先の自然災害。小さい頃におじいちゃんとよく散歩してた場所が壊れているのを報道で見るたび気持ちが暗く苦しくなります。少なくとも僕には無関係な場所ではないし、大好きな場所です。そこで暮らす方々のために自分ができることはやっていきたいと思います。

 

作:工務部 楠

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