総務部
5.232025
総務部奮闘記 vol.22 【地域の皆さまへ感謝を込めて】

こんにちは。総務の人見です。
去る5月18日(日)、私たちの地元京都では伝統行事である「下御霊神社還幸祭」が盛大に開催されました。本社ビルがある寺町通りではお祭りの屋台がずらっと並び、勇壮なお神輿が街中を練り歩きます。街中が活気に満ちるこの日、当社も紅白幕を飾り付け、無料包丁研ぎを行いました。
この取り組みは、「日ごろお世話になっている地域の皆さまへの感謝の気持ちを形にしたい」という想いから始まり、今年で25回目を迎えます。毎年、多くの方にご来場いただき、今年は191本の包丁をお預かりしました。包丁研ぎを担当するのは、普段から木材加工の技術を磨いている当社の大工さんたち。熟練の手仕事で、一本一本心を込めて丁寧に研ぎ上げています。「切れ味が戻って料理が楽しくなった」「家族も喜んでいる」といったお声をいただき、スタッフ一同とても励みになっています。
今年も朝早くから多くの方が包丁を持参され、「去年もお願いしてすごくよかったから」「本当に無料なんですか?」「毎年楽しみにしています」といった温かい言葉をかけてくださいました。お預かりした包丁は数時間程度で研ぎ上がり、当日中にお返ししています。小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い世代の方と触れ合えるこの一日は、私たちにとっても大切な時間です。
当社は地元・京都の皆さまに支えられて今日まで歩んできました。無料包丁研ぎは小さな取り組みですが、「地域のつながり」「顔の見える関係」をこれからも大切にしていきたいと考えています。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。来年のお祭りでも、また皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
総務部 人見康治