第１５６回　理想が形になったマイホーム

京都市　M様、I様

2021年秋、私たちは迷いに迷っていました。

現在は情報を得ることが大変たやすく、インターネットを通じて沢山の情報が手に入ります。私たち夫婦もその恩恵にあやかり、ネットを通して気に入った町のリサーチを行い土地の購入までも比較的スムーズに進めていくことができました。

また、土地を購入してからも情報の中に埋もれつつ今までは当たり前のことであり、しょうがない、季節には逆らえないと片づけていた『夏の暑さ、冬の寒さ、梅雨の湿気、冬の乾燥』から解放される家が存在するということを知りました。私たち夫婦はそんな噓のような上手い話が本当に存在するのであろうか？出来るのであれば、これから20年30年先を見通して子どもたち孫たちにまで残せる理想のマイホームを建てたいと強く願うようになりました。

新築を建てるにあたり私たちが絶対に譲れない条件がいくつかありました。その中でも、

１．高気密高断熱であること。
２．第一種換気方式の24時間全熱交換型換気システム・マーベックスの『澄家』を導入すること。
３．『マーベックス・澄家』を効率的に発動させるために気密検査を必ず行い、C値0.7の結果を必ず出すこと。

この条件を掲げて私たち夫婦は週末返上で住宅展示場のハウスメーカーさんや工務店さんに伺いました。しかし、どこも私たちの納得する答えを出してくださるところはありませんでした。特に気密検査や希望する換気システムの導入を承諾してくださる所がほぼありませんでした。

『思い描いた家があるのに手に入らない。このまま私たちの理想を諦めてハウスメーカーさんの条件に合わせて家を建てなければならないのだろうか？情報は手に入るけれど、情報から得た理想を形にしてくれる人がいない。あったとしても予算に合わない。』

私たちは途方にくれるのでした。

そんな時、近所の方に人見建設さんのお話を聞く機会がありました。人見建設さんは家からも近く、また以前にも不動産部の方に土地購入の時点から情報やアドバイスを頂いていたので人見さんなら話を聞いて下さるかもしれないと藁をも掴む気持ちで相談に伺いました。相談に伺うと人見建設さんの会長さんがいらっしゃいました。会長さんは素人の無理難題を最後まで穏やかに聞きながら山のような質問に対しても真剣に答えて下さいました。そして最後に『やってみましょう。やるなら本気でしましょう。』

と、快く承諾して下さいました。

人見さんに決まってからは現場監督の山﨑さんが担当者となり、幾度とない打ち合わせを通して私たちの希望をしっかりと汲み取り、把握し、棟梁の青井さん大工の鈴木さんと一緒に世界に一つしかないマイホームを造って下さいました。今、私たち家族は人見さんの技術で可能となった高気密高断熱の自慢の我が家で快適に暮らしています。まだ引っ越して一か月しか経っていませんが、例年の夏よりずっと過ごしやすい夏だったと実感しています。また、今年の夏は大雨で蒸し暑いお天気が続く日々でしたが、24時間換気システムがずっと動いているので壁や洋服のカビを心配することなく安心して生活できました。これから秋冬と季節が変わってゆきますが、寒い季節もこの家がどんな働きを見せてくれるのか楽しみにしています。

また、建設開始から終了まで私たち家族だけでなくご近所へのご配慮にも尽して頂いたことを心から感謝しています。引っ越しをした後にご近所の方々に人見建設さんの仕事がとても丁寧だった事など他にもたくさんのお褒めのお言葉を頂きました。人見さんを褒められると自分が褒められたようで大変うれしく誇らしく思います。人見さんをはじめたくさんの職人の方々が心を込めて建てて下さったこの家を家族全員で大切にして20年、30年と共に歩んでゆきたいと思います。信頼と安心をもってお任せできることに感謝しつつ、人見建設さんの益々のご活躍を期待します。ありがとうございました。